1次応募数は1012件
観光庁は5月25日、2020年度第3次補正予算を活用した「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」の第1次公募の採択案件として243件を選定した。2~3月に公募した結果、1012件の応募があり、有識者による評価などを経て決定した。
コロナ禍からの観光需要の回復、地域経済の活性化に向けて、地域に根差した観光産業と、農業や漁業など他の産業の関係者の連携を促進する。旅行商品や滞在型コンテンツの企画開発、観光イベントの実施、情報発信ツールの作成、感染症対策などを支援する。
また、東日本大震災に伴う原発事故、今年2月の福島県沖地震などの風評払拭(ふっしょく)などを目的に、福島県内で実施する「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」については、別枠で公募を実施し、17件を選定した。